「あ、ありがとう……」



何故か、お礼を口にする私に満足そうな笑みを浮かべた久遠。


でも、嬉しかったんだ__



久遠に私の言葉なら信じれると言われて嬉しかった__



「目的の物は買えたし、そろそろ帰るか?」
「う、うん」



目的の物って、私とお揃いのTシャツ?



そう考えただけで、ドキドキが止まらないのはなんでだろう。