私、拾われました!

店員がやって来て、値段を見ると気絶しそうだ。



なのに、久遠は表情ひとつ変える事無くブラックカードを差し出した。



価値観が合わない__



大量のショップ袋を持った店員がワラワラと付いて来る。

車まで荷物を運んでくれると、深く頭を下げた。



不思議な光景にソワソワしながら、車に乗り込んだ。

久遠と二人っきり。

その状況になって、やっと自分の本音を口に出来る気がしてくる。



「久遠……」

「あ!?」