「凄く美味しいです!!」



そう言った瞬間だった__

私の顔に自分の顔を近付けて来る、創。



ヤバい!ヤバい!!ヤバい!!!

これは、キス!?


創の事は大好きだけど、まだキスを受け入れる覚悟は出来ていない。



ちょっと、待って!!



そう言葉を発しようと思った瞬間、唇に指先の感触が伝わった。



目を開けるとニッコリと笑っている創。



「唇にクリーム付いていますよ。
子供みたいで、可愛いです……」