「何から何まで瑛理にあげる。これからも全部」
「柊子」
「素直に言わなきゃって思ったの。瑛理のことが世界で一番好きだって。毎日だって伝えなきゃ」
私の言葉に瑛理が照れくさそうに笑った。
「俺がアメリカに行ってる間にそんなことを考えてたのかよ」
「うん、自分の中の愛を見つめなおして深めてた。哲学的でしょ」
「あんまり頭使うなよ。柊子らしくないぞ」
「どういう意味?」
私たちはお互いの顔を見て、それからふふっと吹き出してしまった。
身体を繋いだことに対する喜びと同時に、変わらぬ私たちの愛情を感じた。
抱き合えてよかった。だけど、抱き合う前から私たちの心はしっかりと繋がっていた。
そう、改めて気づけた夜だった。
「柊子」
「素直に言わなきゃって思ったの。瑛理のことが世界で一番好きだって。毎日だって伝えなきゃ」
私の言葉に瑛理が照れくさそうに笑った。
「俺がアメリカに行ってる間にそんなことを考えてたのかよ」
「うん、自分の中の愛を見つめなおして深めてた。哲学的でしょ」
「あんまり頭使うなよ。柊子らしくないぞ」
「どういう意味?」
私たちはお互いの顔を見て、それからふふっと吹き出してしまった。
身体を繋いだことに対する喜びと同時に、変わらぬ私たちの愛情を感じた。
抱き合えてよかった。だけど、抱き合う前から私たちの心はしっかりと繋がっていた。
そう、改めて気づけた夜だった。



