-5日後-
俺は謡くんと喫茶店で待ちあわせをする事になり喫茶店の駐車場で謡くんを待っている間に同僚や上司に連絡を入れといた。

窓をノックする音に気付き窓を開けると謡くんだった。
「待ってたぞ。さぁ乗ってくれ」
と俺が言うと謡くんは
「僕は愛車で来てますので」
と言い右隣に停車した白いスポーツカーを親指で指差し言った。

"RX-7か…"


我が家に到着して降車した謡くんが我が家を見て
「凄いご自宅ですね…」
と驚いた表情をして言った
「ははっそうか?」
という俺に謡くんは頷いている
俺は解錠して謡くんに中に入るように言うとしばらく我が家を見ていた謡くんがハッと我に返り
「は、はい!」
と言い中に入った。
おれも我が家に入り施錠した。