モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい

え…なに……?
先輩、?


追い討ちをかけられて、思わずベットの上にポスっと座る形になった。



先輩が上から覆いかぶさるようにベットに手をついて、その距離は唇が触れそうなほどに近い。



「……拒否しないんだ?」


顔を覗こうとしてくるから逸らす一方。



「っは、恥ずかしいです」


多分いまの私の顔は真っ赤。

顔に熱が集中して、まともに先輩の顔が見れない。



「莉愛」

名前を呼ばれて先輩をみると_



ゆっくりと近づいてくる顔。


!まさか……これって…?



ギュッと目を閉じて“それ”を待つけどー…


なぜか一向に来なくて、あれ?と不意に思って目を開ける。



すると、イジワル気味に口角をあげて微笑んでいる先輩がいた。



「ふっ…バカか。本気でするわけねーだろ」


〜っ!!!

な、な、なんて酷いことを!