モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい

「俺の部屋2階だから先行ってて。飲み物は麦茶でいい?」


「あ、はい!」



やっぱり渚先輩ってば優しいなぁ〜

お客様が来たら当然かもしれないけど、それでも紳士だと思う。



ガチャー…


ここが、渚先輩の部屋……!


『綺麗』っていう言葉が1番似合う部屋だった。

黒を基調とした部屋で大人っぽい。


なんていうか余計なものが置いてないっていうか……



あ!ベットだ。

ここで渚先輩は毎日寝てるんだ〜


「えいっ」


思いっきりダイブしてふかふかを味わう。



えへへっ先輩の匂いだぁ。

……っていやいや!変態かよ、わたし。



「…何してんの?」


「せせんぱいっ!?あ、いや…」


慌てて降りるけど全くの効果ゼロ。



「お前ってほんと…危機感ねぇよな」

ため息混じりにそう吐くと、なにやらジリジリとこっちへ寄ってくる。