「……いっぺん死ぬ?」


…!!!!

せ、先輩の顔が冗談じゃないんですけど…。


「ひぃ…っ」


「ったく。別にいーけど、どこでやんの?」



そう言いながらスープを口にする。


えー?そんなの…


「渚先輩のお家に決まってるじゃないですか」


「…」


「…」


「ブハッ」


「ど、どうしたんですか!」


「…ッ正気?」



口元拭いながらそう聞いてくるけど、コクっと首を縦に振る。

だってそこしかなくない?


わたしの家に来たら1発でぜーんぶ分かっちゃうもん。

そんなの今までのわたしの苦労がぜーんぶ無くなっちゃうよ。