モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい

先輩、わたし頑張って先輩のこと諦めますね。

しばらくは忘れられないだろうけど……

頑張って『可愛い後輩』になりますから。



きっと先輩のことを一目でも見たら泣いちゃう。



だから…
最後ぐらい笑って終わりにしたい。


私はもう結婚するんですよ、先輩。



ちゃんとケジメを付けられたつもり。



きっともうすぐ準備で色々と忙しくなるから。

学校にだって毎日は来られないと思う。


まともに顔を見るのだって、もしかしたら今日が最後かもしれないから。



「じゃあ……そろそろ行きますね!」


「…ああ」


「さようなら。渚先輩!」



ブンブンっと手を思いっきり振って、屋上を後にしたー……。




「うぅー…っ」


さっきから涙が止まらない。

嗚咽と共にボロボロと溢れて止まらない。



水で重く滲んだスカートを握れば、わたしの涙と同様に沢山溢れ出てきた。