君ありて幸福 【完】





怖いって思いももちろんあるけど、清々しい程に吹き付ける風に、車の中から見るのとは少し色付き方が違う景色に、妙な高揚感を感じたのも事実だ。




走り始めて十分が経つ頃には




「楽しいです」




そんな言葉を口にする程になっていた。