誰が何の目的でストーカー紛いのことをしているのか全くわからない状態で相手に会うなんて危険すぎることはわかってる。
怖い気持ちもある。
でも、もう皆に心配かけるのは嫌。
嘘をつき続けるのは嫌。
大概後を付けてくるのは学校帰り。
そして時間が遅ければ遅いほどその頻度は高かった。
だから今日はわざと本屋で時間を潰してわざと後をつけるように仕向けた。
夕方の薄暗い帰り道は人通りも少なくもしも何かあった時に危ないことは明らか。
だけど、それでも─────。
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