君ありて幸福 【完】






「雪乃、ちょっとこのお店見て行ってもいい?」


Trustを出てから駅の方向へと繁華街を歩いているとあるアクセサリーショップの前で足を止めたあさみ。

ここは繁華街だから遅い時間まで開いているお店が多い。



「うん、いいよ」

「時間大丈夫?」

「家帰ってもどうせ誰もいないし。いくらでも付き合うよ。あさみこそ時間大丈夫なの?」

「私もまだ大丈夫」

「それなら見ようよ」



お父さんは今日もきっと帰ってこない。



二人でアクセサリーショップへと入った。