君ありて幸福 【完】



「楽しいか?」

クスクスと笑うあたしを見ながら千鶴さんが言う。


「楽しいです」

「そうか」

「はい」

そしてニコニコ笑うあたしに優しく微笑んだ。



クラブってどういう所なんだろう。

あたしみたいな人には場違いじゃないか。


どちらかと言えばネガティブな印象だったここ。




だけど来てみたらキラキラしたこの場所はとても魅力的で、千鶴さん達というとても遠い人達とも知り合えた。



今のあたしはTrustに来るのが楽しみになっていた。