「なんで怒るんですか⋯?」
「次行ったら本当に転がり落とすぞ」と睨む昴さん。
そんなに悪いこと言ったかな?と首を傾げるあたし。
「もちろん、友達としてって意味ですよ」
「んなもん分かってんだよ!そうだったとしても気色悪いんだよ!」
「本当のことじゃないですか」
「うっせー生意気言ってんじゃねえぞ!」
「うっ⋯」
あまりの昴さんの勢いに思わず口を噤む。
だってやっぱり昴怖いし⋯。
だけどやっぱり否定さないってことはそういうことなんだと思う。
「図星だからってそう暴れるなよ」
楓也さんなんかすごく爽やかな笑みでそう言っているし。
そんな楓也さんに昴さんはもちろん言い返していたけれど。
「皆さん仲良いね」
「うん」
お酒を煽る千鶴さんの横で三人を見ながらあさみと二人で微笑ましい気持ちになった。



