こんなこと、いくらバイトはいえ、社会人としてダメなことぐらい判ってはいたが、恐怖が消えなかったのだ。


コンビニからの帰り道、私は色んなことを考えた。

(また、新しい仕事探さないと…)

そして、帰り道に立ち寄ったパン屋で求人の貼り紙を見ていると、店主が

「求人、気になりますか?」

と、笑顔で声をかけてくれた。