私は背中から倒れそうになるも月沢(つきさわ)くんは頭を支え、そのまま抱き締める。 「…痛っ」 「はぁっ、はぁっ、月沢(つきさわ)く…大丈…」 「…あー、このまま眠りてぇ」 「…毎日一緒に寝て起きて、普通に暮らしてぇな」 「私も暮らしたい。退院したら一緒に…」 月沢(つきさわ)くんは切なげな顔を浮かべる。 「…氷雅(ひょうが)が許さないだろ」 「だよね…だったら今日だけでも」 月沢(つきさわ)くんは私を離す。 「…戻れ」 「でも…んっ」 月沢(つきさわ)くんは私の唇に愛おしいキスをした。 「…明日、シー、一緒に回ろうな」 「うん」