総長、私のリボンほどいて。🎀


 私は背中から倒れそうになるも月沢(つきさわ)くんは頭を支え、そのまま抱き締める。

「…痛っ」

「はぁっ、はぁっ、月沢(つきさわ)く…大丈…」

「…あー、このまま眠りてぇ」
「…毎日一緒に寝て起きて、普通に暮らしてぇな」

「私も暮らしたい。退院したら一緒に…」

 月沢(つきさわ)くんは切なげな顔を浮かべる。
「…氷雅(ひょうが)が許さないだろ」

「だよね…だったら今日だけでも」

 月沢(つきさわ)くんは私を離す。

「…戻れ」

「でも…んっ」

 月沢(つきさわ)くんは私の唇に愛おしいキスをした。

「…明日、シー、一緒に回ろうな」

「うん」