総長、私のリボンほどいて。🎀


「ぷはぁ…」
 唇が離れ、息を吸うと月沢(つきさわ)くんが後ろから右肩に顔を埋めてきた。

「あの、私、どうすれば…」

「…好きにして」

 そう言われても……どうしよう……。
 あ…!?

 私は考えた末、バッと振り返る。

「……怜王(れお)くん」

 月沢(つきさわ)くんが両目を見開いた瞬間、

 ちゅ。
 私は月沢(つきさわ)くんの心臓にキスを落とす。

 あの時は酔ってたけど、怜王(れお)くんってやっとちゃんと呼べた……。

 私の両目からぽろぽろと涙が零れ落ちる。

「…嬉しい」
月沢(つきさわ)くんが生きてるのが」
「こうして来てくれたことが」