「なに?アイ、説明して」
分からないメイが叫ぶ。
「長官は、持ち帰ったラブのあの「新曲」を、ファンである息子に、お土産としてあげたのでしょう。そして、メイ様、あなたの部屋で、シーラ様も「新曲」を聴いていました。長官の息子さんも、ここに招待されてたということは、石を持っていたはず。二つの爆発現場に共通するものは、「新曲」と「火星の石」」
「そして、その曲は、HEAVENのアジトで作られ、作曲者は口封じに、殺されたのでございます」
「どう考えても、その茶色の石っコロが、怪しいが・・・ちがうんだろ?ヴェロニカ」
悲しみの果てに、封じていたメイの記憶がよみがえる。
「やっぱり・・・、美樹ちゃんの持っていた石は、茶色じゃなかったわ」
「・・・えっ?」
「黒っぽく光る不思議な石だった。確かめてみるわ」
メイは監視カメラで招待席のミズリー少佐を捜した。
が、そこに彼の姿はなかった。
(あいつ!)
とっさに、ラブから預かった携帯を開き、履歴から「バーンちゃん」を探し出し、掛けた。
「ハイ、ラブ。こっちも掛けようかと思ってたところだ」
「なにのんきなこと言ってんのよ❗️」
のっけからのどなり声に、電話の向うで大統領が縮み上がった。
「あなた、子供達にいったい何をくれちゃったの⁉️」
「メイ・・・わ、私が話すわ」
ヴェロニカが慌てて電話を代わる。このままでは、日米戦争にでもなりかねない。
「大統領、ヴェロニカです。NASAからのプレゼントには、あの火星の石の他に、黒く光る石もあるのでございますか?」
「NASAの黒く光る石・・・。なぜそれを?」
分からないメイが叫ぶ。
「長官は、持ち帰ったラブのあの「新曲」を、ファンである息子に、お土産としてあげたのでしょう。そして、メイ様、あなたの部屋で、シーラ様も「新曲」を聴いていました。長官の息子さんも、ここに招待されてたということは、石を持っていたはず。二つの爆発現場に共通するものは、「新曲」と「火星の石」」
「そして、その曲は、HEAVENのアジトで作られ、作曲者は口封じに、殺されたのでございます」
「どう考えても、その茶色の石っコロが、怪しいが・・・ちがうんだろ?ヴェロニカ」
悲しみの果てに、封じていたメイの記憶がよみがえる。
「やっぱり・・・、美樹ちゃんの持っていた石は、茶色じゃなかったわ」
「・・・えっ?」
「黒っぽく光る不思議な石だった。確かめてみるわ」
メイは監視カメラで招待席のミズリー少佐を捜した。
が、そこに彼の姿はなかった。
(あいつ!)
とっさに、ラブから預かった携帯を開き、履歴から「バーンちゃん」を探し出し、掛けた。
「ハイ、ラブ。こっちも掛けようかと思ってたところだ」
「なにのんきなこと言ってんのよ❗️」
のっけからのどなり声に、電話の向うで大統領が縮み上がった。
「あなた、子供達にいったい何をくれちゃったの⁉️」
「メイ・・・わ、私が話すわ」
ヴェロニカが慌てて電話を代わる。このままでは、日米戦争にでもなりかねない。
「大統領、ヴェロニカです。NASAからのプレゼントには、あの火星の石の他に、黒く光る石もあるのでございますか?」
「NASAの黒く光る石・・・。なぜそれを?」



