待たせるわけにはいかないと急ぐ。自宅に入ったが、昨日柚が出ていったままだ。楓は仕事場に泊まりだったようだ。
サッと着替え軽く化粧をする。そして、保険証を持ち10分程で車に戻った。車の中では、パソコンに集中する響。今まで全く意識をしなかったが、柚が知る中で一番のイケメンだと思う。楓もイケメンで小さい頃からモテていたが、どちらかというとかわいい系のイケメン男子。けれど、響は、男らしいイケメンだ。
初めて見る私服は、シンプルだがスタイルの良さが際立つ。社内では恐れられているからか、誰も声を掛けはしないが、他社の人からはよく声を掛けられていると聞いた事があるが納得だ。とにかく、見惚れる程のイケメンなのだから…
自分がそのイケメン部長と、休日に病院とはいえ一緒にいる事も、なぜか下の名前で呼ぶように言われた事も、未だに現実とは思えない。
『コンコン』と助手席の窓をノックした。
「もう準備できたのか?何してるんだ?早く乗ったら?」
「はい」
「かかりつけの病院はあるか?」
「ないです…」
「わかった」
響は、すぐに車を走らせ始めた。
サッと着替え軽く化粧をする。そして、保険証を持ち10分程で車に戻った。車の中では、パソコンに集中する響。今まで全く意識をしなかったが、柚が知る中で一番のイケメンだと思う。楓もイケメンで小さい頃からモテていたが、どちらかというとかわいい系のイケメン男子。けれど、響は、男らしいイケメンだ。
初めて見る私服は、シンプルだがスタイルの良さが際立つ。社内では恐れられているからか、誰も声を掛けはしないが、他社の人からはよく声を掛けられていると聞いた事があるが納得だ。とにかく、見惚れる程のイケメンなのだから…
自分がそのイケメン部長と、休日に病院とはいえ一緒にいる事も、なぜか下の名前で呼ぶように言われた事も、未だに現実とは思えない。
『コンコン』と助手席の窓をノックした。
「もう準備できたのか?何してるんだ?早く乗ったら?」
「はい」
「かかりつけの病院はあるか?」
「ないです…」
「わかった」
響は、すぐに車を走らせ始めた。



