しゃぼん玉と蜃気楼

青春・友情

八神 遥夏/著
しゃぼん玉と蜃気楼
作品番号
1658730
最終更新
2022/01/27
総文字数
388
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0
人生に名前を付けるなら何て付ける?
姿を現すのも、難しい質問もいつも唐突にしてくる彼女。僕もいつものように誤魔化して答えるけど、素直に言っておけば良かった。せめて君と過ごした数ヶ月の名前くらいは。
あらすじ
"× × 、人生に名前を付けるなら、何て付ける?"

そう言って、彼女はふーっと一息にしゃぼん玉を飛ばす。しゃぼん玉は春の季語だといつだかの国語の先生が教えてくれたが、だとすると、今の彼女は季節外れなことをしているのだろうか。

「何だろう。まだ17年しか生きてないし、分かんないよ。」
昔から適当に答えるのは得意だ。しゃぼん玉の先にうっすら映る彼女を見て続ける。

「君なら付けられそうだけど。」

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