【蒼 side】
復讐計画19日目。復讐まであと10日。
ついにこの日が来た。
僕たちの今までの計画が全て動き出すこの瞬間僕は彼女が報われることを願っていた。
自分のことで精一杯だった僕が、他の誰かの幸せを願うこと自体今までではありえないことだった。
この計画をしている時間も僕たちは少しずつ変われているのかもしれない。
そう思うと無駄ではなかったのかな思えた。
そして今日ははるとの出かける日。
出掛ける前に2人で図書館に集まって投稿の準備をした。
「はる、おはよう。」
今日は僕にとって少し暑い日だった。
夏休みも近いのだから気温が暑いのは当たり前。
僕は緊張していたのかわからないがいつもより暑く感じた。
気温は昨日と変わらないはずなのに。
何故だろう。
彼女はこっちに来るたび
「蒼、おはよう〜待った?」
と僕に行ってきた。
「僕も今来たところ。大丈夫」
と言った。そして、追加で
「じゃあ目的の場所に行く前にカウントダウンを始めしよう」
と言った。
彼女はついに始まるのかと言う顔をしていた。
彼女の目はハイライトがなかったのに最近では少し光を取り戻しつつある。
それが目に見えてわかるから僕は嬉しかった。
そしてこの日は僕も待っていた。
とうとう始まるやっとあの辛かった5年間から解放されるそう思っていた。
図書館に着くなり僕のパソコンを開けた。
共通のアカウントに僕と彼女の端末でログインをしているのでお互いが離れている時でも、人数の確認などは勝手にできるようになっている。
けれど今日は僕のパソコンで2人で投稿しようと言う話をしていたので彼女から事前にもらっていたURLをパソコンに読み込んで動画を一緒にアップロードした。
アップロードが完了と同時になぜかいいねが次々についた。
思っていたよりも手ごたえがあってびっくりした。
彼女は喜んでいた。
「私の動画を見て面白いと思ってくれたのかな。内容が内容だから食いついてくるのも仕方がないけれど数字の伸びが思っていたより良いので少し嬉しいなぁ」
と彼女は言っていた。
今まで満たされなかった。
そんな僕たちは承認欲求の塊になっていたのかもしれない。
そんなことも自覚できない僕たちは、今から世間を巻き込む事件を起こすことなど予想もしていなかった。
そうしているうちにいいねもコメントもどんどんきた。
コメントも良いものもあれば悪いものもあった。
楽しみに待っている。
あなた方が復讐できることを願っている。
復讐をしても意味がない。
どうせ釣りの動画だろ。
証拠を出して。
応援している。
1つの動画に対してたくさんのコメントが来た。
その一つ一つを僕と彼女は読んだ。
悪いコメントも良いコメントも僕たちの穴が開いた心を埋めていった。
「もうそろそろ目的の場所に行こう。」
と僕が言った。彼女は笑顔で
「うん。楽しみ。」
と言った。
僕たちは図書館から離れ目的の場所に着いた。
そこにはたくさんの自然が広がっていてとてもきれいな場所だった。
彼女と出会う前の僕だったらこの景色を見ても何も感じなかっただろう。
けれどこの景色を綺麗だと思うのは彼女の存在があるからだろうと思う。
何も感じなかった人間の感覚を取り戻すように、教えてくれるような彼女の存在は僕にとって本当に大切だった。
この景色を君と何度も見たいそう思った。
「この景色をはると何度もみたい。」
つい口から出てしまった。彼女はきれいな自然を見ながら笑った
「今それ私も言おうと思ってたのに。」
と言った。
触れたら今にも消えていきそうな彼女を見ながら僕はこの時間が一生続けばいいのにと思った。
この時間が一生続くならば僕は復讐が失敗してもいいと思った。
簡単に言えば
はる、君とずっと一緒にいたいよ___。
今から始まるカウントダウン。
このカウントダウンは、
はると僕の別れのカウントダウンでもあったのかもしれない。
復讐計画19日目。復讐まであと10日。
ついにこの日が来た。
僕たちの今までの計画が全て動き出すこの瞬間僕は彼女が報われることを願っていた。
自分のことで精一杯だった僕が、他の誰かの幸せを願うこと自体今までではありえないことだった。
この計画をしている時間も僕たちは少しずつ変われているのかもしれない。
そう思うと無駄ではなかったのかな思えた。
そして今日ははるとの出かける日。
出掛ける前に2人で図書館に集まって投稿の準備をした。
「はる、おはよう。」
今日は僕にとって少し暑い日だった。
夏休みも近いのだから気温が暑いのは当たり前。
僕は緊張していたのかわからないがいつもより暑く感じた。
気温は昨日と変わらないはずなのに。
何故だろう。
彼女はこっちに来るたび
「蒼、おはよう〜待った?」
と僕に行ってきた。
「僕も今来たところ。大丈夫」
と言った。そして、追加で
「じゃあ目的の場所に行く前にカウントダウンを始めしよう」
と言った。
彼女はついに始まるのかと言う顔をしていた。
彼女の目はハイライトがなかったのに最近では少し光を取り戻しつつある。
それが目に見えてわかるから僕は嬉しかった。
そしてこの日は僕も待っていた。
とうとう始まるやっとあの辛かった5年間から解放されるそう思っていた。
図書館に着くなり僕のパソコンを開けた。
共通のアカウントに僕と彼女の端末でログインをしているのでお互いが離れている時でも、人数の確認などは勝手にできるようになっている。
けれど今日は僕のパソコンで2人で投稿しようと言う話をしていたので彼女から事前にもらっていたURLをパソコンに読み込んで動画を一緒にアップロードした。
アップロードが完了と同時になぜかいいねが次々についた。
思っていたよりも手ごたえがあってびっくりした。
彼女は喜んでいた。
「私の動画を見て面白いと思ってくれたのかな。内容が内容だから食いついてくるのも仕方がないけれど数字の伸びが思っていたより良いので少し嬉しいなぁ」
と彼女は言っていた。
今まで満たされなかった。
そんな僕たちは承認欲求の塊になっていたのかもしれない。
そんなことも自覚できない僕たちは、今から世間を巻き込む事件を起こすことなど予想もしていなかった。
そうしているうちにいいねもコメントもどんどんきた。
コメントも良いものもあれば悪いものもあった。
楽しみに待っている。
あなた方が復讐できることを願っている。
復讐をしても意味がない。
どうせ釣りの動画だろ。
証拠を出して。
応援している。
1つの動画に対してたくさんのコメントが来た。
その一つ一つを僕と彼女は読んだ。
悪いコメントも良いコメントも僕たちの穴が開いた心を埋めていった。
「もうそろそろ目的の場所に行こう。」
と僕が言った。彼女は笑顔で
「うん。楽しみ。」
と言った。
僕たちは図書館から離れ目的の場所に着いた。
そこにはたくさんの自然が広がっていてとてもきれいな場所だった。
彼女と出会う前の僕だったらこの景色を見ても何も感じなかっただろう。
けれどこの景色を綺麗だと思うのは彼女の存在があるからだろうと思う。
何も感じなかった人間の感覚を取り戻すように、教えてくれるような彼女の存在は僕にとって本当に大切だった。
この景色を君と何度も見たいそう思った。
「この景色をはると何度もみたい。」
つい口から出てしまった。彼女はきれいな自然を見ながら笑った
「今それ私も言おうと思ってたのに。」
と言った。
触れたら今にも消えていきそうな彼女を見ながら僕はこの時間が一生続けばいいのにと思った。
この時間が一生続くならば僕は復讐が失敗してもいいと思った。
簡単に言えば
はる、君とずっと一緒にいたいよ___。
今から始まるカウントダウン。
このカウントダウンは、
はると僕の別れのカウントダウンでもあったのかもしれない。
