【はる said】
復讐計画12日目。復讐まであと17日。
「月城くんおはよう」
「おはよう」
今日は朝一、月城くんに出会うなり声をかけた。
そして放課後になった。
「夢野さん一緒に帰ろう。」
そう言って声をかけてきてくれた。
「うん。」
といつもなら返事をするが、今日は違うかった。
「夢野さんじゃなくてはるって呼んで欲しい。」
久しぶりにしゃべったかと思えば何かとまた困ったこと言うなと言う顔をされた。
私は別にそれでもよかった。
「わかった。はる一緒に帰ろう。」
彼は私の名前を呼び直してくれた。
うれしかった。すごく幸せな気持ちになった。
「私月城君のこと蒼って呼びたい。」
と言った。彼はまた不思議そうに、
「うん、いいよ。」
と返事をしてくれた。
この日からまた復讐計画が始まった。
復讐計画が進むにつれて私たちのこの絆のような仲間のような関係も深くなっていった。
恋愛とかそういうものではないただ私たちは復讐をすると言う目的のために2人で歩き続けた。
自分たちの幸せのためにと思って行動してきた。
どこから間違ったんだろうか___。
「具体的な計画内容をもうそろそろ決めていこう。」
「うん。」
私はふわっと想像をしていた。
「私の思っていることを話すね。
ネットを使ったらどう?」
「少し僕も思っていた。」
どうやら彼も私と同じことを考えていたらしい。
「3人のの実名と顔写真をもう1人ずつ晒していくのは?」
「それいいかも。」
「これで行こう。」
私たちの計画は着実に進んでいった。
SNSの力と言うものはとても怖い。
すぐに本人やその本人の家族も特定される。
特定されたかと思えば家族が働いている場所、家族が言っている学校までも誹謗中傷の対象になるのだ。
それはとても怖いことだ。
ネットの対象になってしまったら社会的に殺される。
それは現代を生きる私たちが1番よく知っている。
だから復讐の場をSNSにした。
それが1番手っ取り早かった。
私たちには今まで溜めてきた証拠がある。
それを見たSNSを使っている人たちはすぐに私たちに同情するだろう。
そしてあること無いことを騒ぎ立てて話をことをどんどん大きな方向に進めていくだろう。
そして対象となる3人のことをどんな手を使ってでも殺していくだろう。
手段を惜しまず家族まで一緒に殺していくだろう。
それを知っていた。
SNSでの匿名の怖さが今私たちの武器となる。
とてもいい気分だった。
SNSでやむを得ず誹謗中傷され、殺された人間が何人もいる中、私たちは殺されるべき人間を殺していくのだ。
すごい優越感だった。
今まで感じたことのない感覚だった。
もうどうにでもなれと言う気分だった。
ただこいつら3人が地獄に落ちればそれでいいと思っていた。
このときの私は恨みが恨みを呼ぶなどと言う言葉などどうでもよかった。
ただ地獄に落ちろ
早く落としてやる
とそんなことばかりを毎日思っていた。
これが私たちの青春だった。
「復讐の場所はSNS。今日決まったことはこれ。」
私は彼にそう言った。
「わかった。じゃあまた明日。」
彼は私にそう言った。
「また明日」
いつもと同じように返す。
復讐計画12日目終了。
復讐計画12日目。復讐まであと17日。
「月城くんおはよう」
「おはよう」
今日は朝一、月城くんに出会うなり声をかけた。
そして放課後になった。
「夢野さん一緒に帰ろう。」
そう言って声をかけてきてくれた。
「うん。」
といつもなら返事をするが、今日は違うかった。
「夢野さんじゃなくてはるって呼んで欲しい。」
久しぶりにしゃべったかと思えば何かとまた困ったこと言うなと言う顔をされた。
私は別にそれでもよかった。
「わかった。はる一緒に帰ろう。」
彼は私の名前を呼び直してくれた。
うれしかった。すごく幸せな気持ちになった。
「私月城君のこと蒼って呼びたい。」
と言った。彼はまた不思議そうに、
「うん、いいよ。」
と返事をしてくれた。
この日からまた復讐計画が始まった。
復讐計画が進むにつれて私たちのこの絆のような仲間のような関係も深くなっていった。
恋愛とかそういうものではないただ私たちは復讐をすると言う目的のために2人で歩き続けた。
自分たちの幸せのためにと思って行動してきた。
どこから間違ったんだろうか___。
「具体的な計画内容をもうそろそろ決めていこう。」
「うん。」
私はふわっと想像をしていた。
「私の思っていることを話すね。
ネットを使ったらどう?」
「少し僕も思っていた。」
どうやら彼も私と同じことを考えていたらしい。
「3人のの実名と顔写真をもう1人ずつ晒していくのは?」
「それいいかも。」
「これで行こう。」
私たちの計画は着実に進んでいった。
SNSの力と言うものはとても怖い。
すぐに本人やその本人の家族も特定される。
特定されたかと思えば家族が働いている場所、家族が言っている学校までも誹謗中傷の対象になるのだ。
それはとても怖いことだ。
ネットの対象になってしまったら社会的に殺される。
それは現代を生きる私たちが1番よく知っている。
だから復讐の場をSNSにした。
それが1番手っ取り早かった。
私たちには今まで溜めてきた証拠がある。
それを見たSNSを使っている人たちはすぐに私たちに同情するだろう。
そしてあること無いことを騒ぎ立てて話をことをどんどん大きな方向に進めていくだろう。
そして対象となる3人のことをどんな手を使ってでも殺していくだろう。
手段を惜しまず家族まで一緒に殺していくだろう。
それを知っていた。
SNSでの匿名の怖さが今私たちの武器となる。
とてもいい気分だった。
SNSでやむを得ず誹謗中傷され、殺された人間が何人もいる中、私たちは殺されるべき人間を殺していくのだ。
すごい優越感だった。
今まで感じたことのない感覚だった。
もうどうにでもなれと言う気分だった。
ただこいつら3人が地獄に落ちればそれでいいと思っていた。
このときの私は恨みが恨みを呼ぶなどと言う言葉などどうでもよかった。
ただ地獄に落ちろ
早く落としてやる
とそんなことばかりを毎日思っていた。
これが私たちの青春だった。
「復讐の場所はSNS。今日決まったことはこれ。」
私は彼にそう言った。
「わかった。じゃあまた明日。」
彼は私にそう言った。
「また明日」
いつもと同じように返す。
復讐計画12日目終了。
