大っ嫌いって言ったのに。

ピッピッピッピッ…
ここは…病院…?
あれ…私生きてる…頭…痛いな…
この管…外したい…
誰か…いる…
「あ、目が覚めたね!今は息がしやすいようにその管を入れてるから、まだ入れさせてね!」
そっか…じゃあ…まだ…寝よう…


次に目が覚めた時には口に入れられていた管は抜かれていて、代わりに酸素マスクがつけられていた。
意識もはっきりし、ナースコールを押した。
ガラガラ…若い男の人が入ってきた。
「おはよう!気分はどう?」
「別に…良くは…無いです…」

「そっか…じゃあちょっと聴診させてね!」
男の人は、私のパジャマの下から手を入れ、聴診を始めた。冷たいと思ったけど、手であたためてくれていたから冷たくはなかった。

「あの、家族は、来ましたか…?」

「1度だけ、えりかちゃんの洋服を届けにお母さんが来てくれたよ」
「そうですか、、」

あの人、私の服入ってる場所知ってたんだ…
「あ!自己紹介がまだだったね!僕はえりかちゃんの担当になった清水雄大です!よろしくね!」
「杉谷、えりかです、よろしくお願いします、」

「じゃあ、えりかちゃんが倒れた原因について話してもいいかな?」
「はい…」

「えりかちゃんが倒れた原因は、おそらく喘息だと思うんだ。苦しくなったり、息が吸えなくなったりする病気なんだけど、心当たりない?」
「あ、持久走してる時に、息が苦しくなって、でも走り切ろうと思って、走ってたら、倒れました、」

「そうなんだね、!それで、喘息の可能性があって明日と明後日、検査をしたいんだけど大丈夫?ほかの原因もあるかもしれないから色んな検査したいんだ」

「はい、」
「じゃあ明日までしっかり休んでてね!おやすみ!」