大っ嫌いって言ったのに。

えりかちゃんにとってどれだけ辛い記憶だったのかは分からないけど、今までほとんど感情の起伏がなかったえりかちゃんがあんなに泣きじゃくるなんて、よっぽど辛い記憶だったに違いない。

やっぱり僕達じゃなくて、精神科の先生に任せよう。

「橋本先生!」

「雄大くん!えりかちゃんどう?」

「点滴のおかげでだいぶ落ち着いています。
えりかちゃんの親御さんのお話なんですけど、やっぱり精神科の先生だけにおまかせすることにしました。相談したのに、すみません。」

「いやいや!やっぱり僕もその方がいいと思ってたんだよね!早く意識が戻るといいね!
じゃあ、お疲れ様!!」

「ありがとうございます!お疲れ様でした!」