「う~んっとねぇ、 『いやぁ~~、待ったよ。ついに、やっとだょ』の前の 靴下クンクンっ匂う辺りかなっ。」 と椅子に腰掛けて、澄ました顔で言う愛ちゃん。 「おぃおぃ、ほとんどずっとそこにいたのねっ。 あんたは・・・ストーカーかよっ。気配ゼロだったんだけど・・・ ってか、どしたの? 今日はジョグなしって言ったよねぇ?!」 そうだ、昨日ジョギングは最後になるって言った私。 朝から愛ちゃんが私の部屋に来るなんて、 めずらしいにも程があるょ。