復活の村

「明るくなってから神社に行って説明してみようか」


ここで頼れる人は神主さんただ1人だ。


神主さんによって蘇る人間が決められ、そしてそれが実行されたのだから。


でも……。


僕はユウジくんへ視線を向けた。


ユウジくんは両親よりももっと青い顔をしている。


僕たち2人は神社に近づかなければ、赤い花を移動したことは誰にもバレないだろうと考えていたのだ。


それが、こんな事態になってしまったらバレるのも時間の問題だ。


「なにが起こったんだろうねぇ」


不意に後方からそんな声が聞こえてきて振り向くと、いつの間にかそこには祖母が立っていた。