夢でもいいから あなたに会いたい


「うう~泣唯ちゃん~」

「ゆっくりでいいから話しな」

こういう時に唯ちゃんはお母さんみたいでとっても頼りになる。


「あのね、私日向君に嫌われてるの。」

「えぇ!なんでそんなことを思ったの?」


唯ちゃんは話を聞くのがとっても上手で、話しているうちにだんだん落ち着いてきて、涙も止まっていった。