夢でもいいから あなたに会いたい



ご飯を取り出して食べ始めても無言な私たち。

箸がカチカチとなる音だけが教室中に響きわたる。

無言ってなんかしゃべんなきゃって思うからあんまり好きじゃないんだけど、
紺野くんといる空間の無言は嫌いじゃない。

なんていうかわかんないんだけど、落ち着くの。

小さいころお母さんの腕の中が温かくて好き。

そういう感じかな……安心感がある。