午前2時の青春。【完】





キスをされたからといってトモキを責める気は全くなかった。

謝ってほしかったわけでもない。


自分自身がどんな言葉を望んでいたかと問われれば言葉に詰まってしまうけど、少なくともあんな言葉がほしかったわけじゃない。




怒ることでもないなんて、トモキが言う言葉じゃない。


謝ってほしかったわけじゃないけど、“一応”なんてご機嫌取りみたいな意味の無い謝罪なんてない方がマシ。




トモキにとっては数ある中の一つのキスでも私にとったら初めてのキスで。



全然、キス“くらい”なんかじゃない。





気持ち悪さを感じてしまった私が言うのも変かもしれないけど、トモキは何にも私の気持ちをわかっちゃいない。




それが自分勝手にも悲しかった。