午前2時の青春。【完】





その後サリナを探そうにも既にカラオケ店を出てしまっていたようで電話も繋がらず探す術を無くした私は家に帰った。




「ただいま⋯」

「おかえり」



今日は出掛けないのだろう、スッピンに部屋着姿の母を見て泣きそうになったのはトモキとの事があるからか。




「⋯ねぇお母さん、」

「どうしたの?」

「⋯、」



彼氏にキスされてとても気持ち悪かったの。
あまりの気持ち悪さに怖くなったの。



だからその手で頭を撫でて慰めて欲しい。



なんて⋯言えるはずもなく。




「キスって、どんな感じなの?」



こんなシラケた事しか言えなかった。