「亜芽、」 「ごめんトモキ⋯私も帰るね」 まだ酔っているトモキたちを置いて行くのは気が引けたけど、怒って帰ったサリナも気になるし何より⋯⋯早く口を洗いたかった。 「ごめんね」 トモキの手をやんわりと離して部屋を出る。 サリナ⋯を追いたいがまずはどうしてもこの口を早く洗いたくて洗いたくて。 角を曲がった先にあるトイレへと駆け込んだ。