「亜ー芽っ、どうしたの?」 「⋯え?」 「ボーっとして⋯具合悪い?」 ひょこっと私の下から顔を覗かせたアヤカに「大丈夫だよ」と笑いながらさっきの考えを消し去る。 「具合悪いなら保健室行く?付き添うよぉ」 入学早々出遅れた私にはきっと友達と呼べる人なんてアヤカたちしかいなくて。 そのアヤカたちといることに多少の息苦しさを感じながらもこの三人を大切にしたいと思うんだ。 「本当に大丈夫だよ。ありがと」 「それなら良かったぁ」 友達として。