午前2時の青春。【完】



見た瞬間、目を奪われた。

綺麗過ぎて言葉が出ないことが本当にあるんだと初めて知った。




パーカーのフードを脱いだ男は白に近いプラチナブロンドの髪色をしていて月に照らされたそれはキラキラと輝いている。


そしてフードに隠れて見えなかった顔は人形かと問いたくなる程整っていて、二重の儚げな雰囲気を出す瞳の色はグレーだった。





浮世離れしている。


髪色も瞳の色も、整いすぎた顔も纏うオーラも。


こんな綺麗な男が目の前にある屍を作り上げた事も、何もかも。