午前2時の青春。【完】



公園に着いていつもの様に端にあるベンチへと向かう。

正確には向かおうとして足を止めた。



「⋯?」



ベンチとは反対の端にある公衆トイレの方で微かに音がしたからだ。


この公園は大きい公園とは言えないけど公衆トイレが設置されている。

といっても誰も使わないような汚いトイレだけど。


その錆びれたトイレの方で音がした。


過るのは幽霊⋯、


「いやいやいや⋯」


そんなもの私は信じていないし、きっと風か何かかだろう。


きっとそうだ。⋯⋯でもさっき風なんて吹いた⋯?



サアッと顔が青くなっていく。