午前2時の青春。【完】






「あれ、亜芽。キーホルダーどうしたの?」



放課後になり藍と待ち合わせをした駅前で私の鞄を見てそう言った藍。
昨日、鞄に付けるんだと言ったばかりだったから不思議に思っているんだろう。




「うん、あのね、チェーンが切れちゃって⋯クラスメイトに⋯直してもらってるの」

「そっか」



狩野を友達というのにはまだ少し勇気が必要だった。
モジモジとした私を見て藍が微笑んでいたなんて私は知らない。




教室に行くとサリナ達はもう私なんて興味無い様に、まるで存在していない様に、何もしてくることは無い。

それはそれで寂しいのか、ムカつくのか⋯複雑だけど、何かされるという事はないだけマシとしよう。