「藍」
「なに、亜芽」
「藍は、いつでも私の傍にいてくれる?」
助けてなんて図々しい事は言わないから。
ただ隣にいてくれるだけでいいから。
そうすれば私は何とかやっていけそうな気がするから。
だから───────。
「当たり前じゃん」
「っ」
「亜芽の傍にいる。亜芽が必要とするなら必ず」
「⋯、」
「助けて欲しいって言うなら何が何でも助け出す」
「⋯っありがとう、藍っ」
ぼやける視界と震える声。
この人が傍にいてくれるなら、私は大丈夫だと、根拠なんてないのに、理由なんてないのに、そう思ったんだ。
強く、強く、確信出来たんだ。



