午前2時の青春。【完】








「このまま亜芽がここに居たいって言うなら一緒にいるし、もっと遠くに行きたいと言うなら連れて行ってあげる」

「藍⋯?」

「亜芽の傍にずっといる」




藍のその言葉を聞いて藍は全てを捨てて、犠牲にしてここに来てくれたのかもしれないと思った。


私たちは恋人同士ではないけれど、駆け落ち同然の覚悟でここに一緒に来てくれたのだと。





藍。

どうして藍が私なんかにここまで言ってくれるんだろうって、ここまでしてくれるんだろうって不思議で堪らないよ。


だけど藍がさっき言った“私が藍を救った”というのが事実なら、それが藍の中での真実なら、その気持ちはわかる様な気がするの。


私だって藍の為なら何だってできると思うから。


私の方こそ、今日よりずっと前から藍に救われてきたから、だから──────。