午前2時の青春。【完】






母は新しい人生を歩んでいく。

父もあの女と共に新しい家庭を築いていく。




そこに私はいない。



父は私を引き取ってくれたけれど、私の想像する未来に、父の築き上げていく未来に、私がいるところは想像できない。

それは自立とかそういう次元の話ではなく、私は必要ないと言われているようなそんな感覚だ。





ゆったりと行ったり来たりを繰り返す波。




こんな風に穏やかに過ごせたらいい。

毎日が穏やかで緩やかで、幸せと喜びに満ち溢れていたらいい。




でも、人生ってそうはいかない。



喜びも悲しみも苦しみも幸せも、どちらも躊躇なくやって来る。