午前2時の青春。【完】






現実が怖い。


現実から逃げたい。




「藍⋯、たすけて⋯」



助けて欲しい。この苦しみから少しでも癒して欲しい。





「帰りたくないの。お父さんのいるあの家には⋯母のいないあの家にはっ⋯」




ボロボロと零れていく涙はジーンズにいくつも染みを作りながらそれに馴染んでいく。





「もう苦しいのは嫌⋯、悲しいのは嫌⋯」




震える声が公園内に木霊する。





「逃げたい⋯藍⋯、逃げたいよっ⋯」