午前2時の青春。【完】







根掘り葉掘り聞かれるより、こうしてただ隣にいてくれた方が、苦しい思いを吐露する事が出来る。



苦しい思いを吐き出したくて吐き出したくて、自分ひとりじゃ到底抱えきれなくて、それを藍にぶつけてしまうのはどうなんだろうと思ったけれど、「いいよ」と全てわかった様に言ってくれた藍に甘えた。





「藍⋯」

「ん?」

「私の親、離婚したんだって」

「⋯」

「ずっと離婚する為に話を進めていて、離婚が成立したんだって」

「⋯うん」

「お母さんは今日の朝出て行っちゃって、お父さんは不倫相手の女連れてきてゆくゆくはこの人と結婚するとかほざいてんの」

「⋯」

「私、なんかもう疲れちゃったよ。全てどうでもよくなっちゃった」




自嘲する私の乾いた声は伸びることなく、冷たい空気に飲み込まれた。