午前2時の青春。【完】







藍に言われた通りベンチに座って待っている間、ふと空を見上げるとキラキラした星が夜空を瞬いていて、その美しさに息を飲んだ。


澄んだ世界に煌めく星はまるで初めて藍を見た時のようだった。







「はい、ココア」



すっかり星に見とれていると藍がココアを手渡してくれた。

それにお礼を言って受け取り、隣に座った藍を見る。

藍は缶コーヒーのプルタブを開けてそれを1口飲むと何も言わずに空を見たり周りの景色を見たりしていて、私に何かを聞くことはしない。



それが逆に、私の口を動かした。