公園の入口に立つ私は、無意識に藍の姿を探していた。
藍に会いたくて、会いたくて、会いたくて。
顔を見たくて、あの声を聞きたくて、温もりに触れたくて。
世界にひとりぼっちだと思っていたはずなのに、その世界で私は藍を探していた。
「⋯、」
だけど公園に人の気配はなく、足を進めてジャングルジムや滑り台を見てみたけれどそこにも藍の姿はなく、いつも2人で座っているベンチにも藍の姿は見つからなかった。
藍、藍、⋯藍。
ねぇ、辛いよ。苦しいよ。
お願い、助けてよ。
この前みたいに、⋯今までみたいに。
私のことを救ってよ。



