それからどれくらいの時間が経ったのだろう。 窓の外には西に沈む太陽が半分ほど顔を隠していた。 随分長い間母の寝室に居たようだ。 気づけばドアの前で座り込み、放心していた。 そんな私を更に苦しめる出来事がこの直後に起こるなんて誰が想像しただろうか。 母は、父は、私に心がないとでも思っていたのだろうか。