午前2時の青春。【完】









今年最後の日だというのに、朝からやけに家の中は騒がしかった。





ガタンガタンと物音の聞こえる母の寝室に違和感を覚え寝室のドアを開けると大きなキャリーケースとボストンバッグをベッドの上に広げてそこに物を乱雑に詰めていく母の姿があった。





「⋯お母さん?」



そう声を発したことで漸く私の存在に気が付いた母は気まずそうな顔をして手を止めた。