午前2時の青春。【完】







暗い夜道を藍と並んで歩く。


冬の澄んだ空気は冷たいけれど何だか好きだ。



「藍」

「ん?」

「昨日も今日も、ありがとね。元気出た」

「⋯うん」




昨日、サリナ達から酷い暴行を受けてトモキの裏切りにも似た行為に遭い、ぼやける頭で空を見上げた時に思い浮かべたのは父と母と⋯そして藍だった。

その中で私を見つけてくれたのは藍。

助けてくれたのは藍。



その事実がとても嬉しいの。