午前2時の青春。【完】









きっと藍は、小さい頃から髪の毛の色や瞳の色をからかわれる度に自分だけでなくお母さんの事まで言われていると感じていたんだと思う。



コソコソ言われる度に、変だと、皆と違うと言われる度にお母さんの分まで傷ついて悲しんで、心を痛めていたんだと思う。




こんなに素敵なお母さんなのに。

優しくて温かくて見た目だけでなく心まで美しい人なのに、何も知らない他人に馬鹿にされた藍はどんなに悔しかっただろう。




幼かった頃の藍の胸の内を私が全て理解することは出来ない。

だけどその痛みに心を寄せることは出来る。