午前2時の青春。【完】






とても楽しい。


この瞬間が、時間が、とても愛しい。


心がポカポカと温かい。




それなのに、


それなのに。




考えてしまうのはどうして私の家はこうじゃないんだろうと思ってしまう。

藍に対する劣等感とかじゃなく、ただ純粋にどうしてだろうと思ってしまう。



出来たての温かいご飯を皆で囲んで笑いながら食べる。

そんな当たり前で尊いことを、どうして家では出来ないんだろうと寂しくなる。



この瞬間、私はとても楽しくて幸せなのに心の奥にはひんやりとした感情が渦巻いていた。