午前2時の青春。【完】









「ここにタオルと、新しい着替え置いておくからね」

「すみません、ありがとうございます」

「シャンプーとかは好きに使っちゃっていいから、きちんと浸かって、体を温めてね」



「ごゆっくり~」と手を振ってバスルームのドアを閉めた藍のお母様の言葉に甘えてシャワーを一気に頭から被った。


45度の熱めのシャワーは雨に濡れた体を温めてくれるだけでなく、頭まで冴えてきた感じがしてとても気持ちいい。



ご厚意に甘えてシャンプーとリンスも使わせてもらい、ギシギシになっていた髪の毛を丁寧に洗っていく。

すると指も通らないくらいだったのにすっかり元に戻った髪の毛に気分がスッキリした。




1つヤバいと思ったのは、最初に髪の毛を流した時に泥色をした茶色い水が流れた事で、その頭で藍のベッドに寝ていたのかと思うと本当本当に申し訳なく思ったと同時に藍の優しさに感心さえした。