「ああ。着替えさせたのは俺じゃないから安心して」 「あ、そうなの?」 「そ。着替えさせたのは母親で、そのスエットも母親のもの」 「お母様の!?」 「今下にいるけど、随分心配してたから体調が大丈夫ならちょっと顔見せてやってくれる?」 「あ、うん!それはもちろん!」 そう言って立ち上がった藍は伸びをして体の骨をボキバキと鳴らした。 「じゃ、行こうか」 藍の言葉に頷いて、部屋を出た。