午前2時の青春。【完】





「藍⋯、私の鞄って⋯」


「あぁ、一応放課後に亜芽の教室行って取ってきたよ。はい」


「あ、ありがとう」



渡された鞄は間違いなく私のもので、その中に入っているスマートフォンを取り出してホーム画面を確認する。




「⋯⋯藍⋯」


「どうした?」


「親に、連絡とかしてくれた?」



恐る恐る聞くと、藍は困った様に眉を下げる。



「した方がいいのかなと思ったけど、スマホロック掛かってたし、連絡が来たらとも思ったけど⋯」


「ん、わかった。ありがとう」



藍に気まずい思いをさせたらいけないとなんて事ないと笑って見せた。